ベビ助日記

ベビ助、父太郎、ママ美の日常

生まれてきたはよけれども

(生後1日目)

ぼくは一晩新生児室というところで過ごした。おむつが濡れたりお腹が減ったりすると、看護士さんたちがぴゃっぴゃとお世話してくれた。

でも今日からはママと一緒のお部屋だ。ママと一緒だとすぐおっぱいにありつけるのがうれしい。まだあんまり出ないけども、吸うとほんのり甘くて落ち着く味がする。

今日はおばあちゃんやおじいちゃんのほかに、ひいおばあちゃんまで会いに来てくれた。

 

さて、生まれてきて1日が経過したわけだけど、いろいろと大変なことがわかってきた。焦って早く生まれてこなくてもよかったかもしれない・・・

 

まず、四六時中いつでもスーハ―しなければいけない。ママのおなかの中ではそんなことしてなかったから、時々つい忘れてしまう。ママが心配そうに見ている。

それからお腹が減る。お腹が減ったらまず泣いてママにお知らせしなければならない。それでおっぱいが出てきたら全身全霊を込めて吸うことになる。これはけっこう体力を使う。吸いながらすぐ寝てしまう・・・

で、がんばって飲んだかと思ったら、簡単に飲んだものが口から飛び出してしまう。せっかく飲んだのに。

飲んだらうんちも出さなければならない。今は一日に4~5回出ることもあるしなかなか忙しい。

あと、おなかの中ほどは暖かくない。それが寂しさと不安を助長する。

なんでも音がダイレクトに耳に入ってくるから、やかましくて疲れる。

おふろも着替えも、全部すごく刺激的だ。

 

ぐちっぽくなってしまった!でも、誰でも経験することだもんね。ママに抱っこしてもらえたらおなかの中を思い出してちょっと落ち着くし、ぼく、がんばるよー。

 

ママ美より

生まれたばかりのベビ助はとても小さくて、おっぱいも上手に吸えないし、すぐ戻すし、その上時々呼吸することを忘れるので心配で心配でたまりませんでした。多分新米ママはみんなそうでしょうね。

 新生児用のベッドには赤ちゃんがちゃんと呼吸していないとアラームが鳴るベビーセンスという機械がついていましたが、気になってしょっちゅう呼吸の確認をしていました。

これ↓

 結局入院中、これが鳴るほど呼吸が止まっていたことはなかったのですが、ちょっと息するの忘れてた!程度の無呼吸はよくありました。新生児にはよくあることと言われても、気が気じゃありません。

 

授乳も最初は苦労しました!ベビ助はおなかが減って泣いているのにおっぱいはあまり出ないし、しかも疲れるのか吸いながらすぐ寝てしまうし、でも置くと泣くし・・・

母子同室初日から泣きっぱなしで抱っこ抱っこ。夜中も抱っこしておっぱいを口にふくませている間だけ寝てくれるという感じで、30分×3回、ベッドのリクライニングを起こしてベビ助を抱っこしたままうつらうつらしただけでした。

会陰切開の痕と、出産で悪化した痔のせいで座っているだけでもつらいのに!

 

でもベビ助の苦労ほどではないですよね。なんて劇的な変化を経験しているんでしょう!それを思ってなんとかがんばることができました。いやしかし母子同室初日は、これが半年続いたら死ぬ!と本気で思いました(笑)